2010年10月31日日曜日

Cargo Security

以下の文章は、 Schneier on Security に掲載された記事の日本語訳であり、著者の許可を得て公開するものである。 


ニューヨークタイムズより: "9/11以降飛行機乗客およびその手荷物へは精密な検査が実施されている一方、特に貨物専用機など小包などへは保護対策は全くなされていない。"


まあ当然だろう。私たちは知っている。貨物専用機へのテロなんてそれほど気にしていない。だって私たちにとってはそれほど恐ろしいものではないから。荷物は人ではない。もし旅客機が爆発したら数百人の影響が出るが、貨物機が爆発しても乗組員への影響のみだから。


旅客機貨物は、乗客持ち込み荷物と同じセキュリティレベルが適用されるべきだ。貨物専用機に積まれる貨物は、船や電車、トラック、車等に積まれる場合と同程度のレベルで扱われるのが望ましい。


もちろん:今はメディアが貨物へのセキュリティについて議論し、”なにかすべきである”というだろう。(何かなさねばならない。これはその何かである。よって私たちはやらなければならない。)しかしもし私たちが恐れるあまり、この種のテロリスト脅威に対しあらゆる資源を投入した場合、私たちはその時本当にテロの脅威に屈してしまうことになる。


追記(10/30): 陰謀 -- 未だこの点についてどれほど深刻なのか明確でない- -  は、いかなるセキュリティチェックでも発見されなかった。intelligence gathering を除いて。


"私たちはその疑惑の陰謀について長い間調査を行っていた、と情報当局者は言う。サウジアラビアの情報当局がイェメン関連の情報をつかみさらにU.S.へとそれが伝わることで、イングランド及びドバイで今回荷物が発見された。二人の情報当局者はそう語る。"


これがテロリズムと闘う術だ:特定の脅威からの防御によってではなく、情報収集、調査、および緊急対応によってintelligence, investigation, and emergency response)。




 元記事:Posted on October 30, 2010 at 9:41 AM